バランサと良く似た機能を持つ機械として、「ホイスト」があります。いずれも重量物を運搬するためのものですが、バランサとホイストにはさまざまな違いがあるため導入前に知っておきましょう。バランサとホイストの違いについて解説します。
「ホイスト」とは巻き上げ式のマテハン機械のことで、重量のある荷物を運ぶために利用されるものです。建設現場や自動車工場、物流現場にて広く用いられており、200kgから1tまでの荷物を運べるものが提供されています。コンパクトでありながら重量のあるものを運べることが大きな特徴です。
主にH鋼やIビームに設置して利用されます。Iビームに取り付けた場合は荷物を持ち上げたまま横移動をすることもでき、荷物を上げ下げするなど、ワイヤーによって荷物の移動を行う機械です。操作は基本的にボタンで行い、化学工場や爆発のリスクが高い場所でも利用できる「エアタイプ」も存在します。
ホイストは重量物を運ぶためのものですが、バランサとホイストを比較すると、重量物を「バランスを保った状態で」運べることが違いです。バランサは止まっているとき、荷物の重量に対して自動的に均衡を保ちます。ホイストにはバランスを保つ機能性がなく、荷重が変わった際に調整が必要となるため、バランサの方が荷重に対して柔軟性が高いと言えます。
バランサとホイストの違いとして、ワークの接地や落下の不安がないこともあげられます。ホイストでは誤ってワークが設置してしまったり、停電により落下してしまったりすることがあり得ます。しかしバランサなら可動範囲を設定できるため接地の不安が少なくなり、さらにブレーキ機能が搭載されていることから停電などの際に落下してしまう危険性もありません。
ホイストはボタン操作の必要があります。しかしバランサではその必要性がなく、両手をあけた状態でワークの位置決めが行えるところが有利な点です。ボタン操作も可能ですが、ハンドルのレバー操作にてバランスを保ったり、上昇・下降を選んだりできるためより効率的な作業を目指せ、迅速化・省力化・簡略化につながります。
ホイストとバランサは「重量物を運搬する」との点で同じ役割を果たしますが、特徴を見るとさまざまに違うところがあります。ホイストではボタン操作が必要であって、荷物の荷重が変わったときは調整が必要です。しかしバランサであれば自動的にバランスを保つことができ、ボタン操作の必要もありません。ハンドルのレバーにて操作できるため、より作業の簡略化がはかれるはずです。
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【主なワーク】
画像引用元:トーヨーコーケン公式HP
https://www.toyokoken.co.jp/products/balancer/hybrid/
【主なワーク】
画像引用元:アイコクアルファ公式HP
https://aikoku-rh.jp/products/
【主なワーク】
画像引用元:日東工器公式HP
https://www.nitto-kohki.co.jp/apps/prd/search/syousai?seihincd=TB06356&lang=ja&groupcd=T&vf=
※情報は2021年11月~2026年4月時点。