バランサの中には省エネ性能に優れたものもあります。長期にわたり使用するなら、やはりランニングコストも気になるのではないでしょうか。そこでここでは、省エネ性能に優れたバランサについて、具体的な製品例をあげながらご紹介します。
省エネ性能の高いバランサを、一例として2つご紹介します。たとえば遠藤工業株式会社の「エアバランサー」はエアホイストに比べて約85%もの空気消費量(※1)として設計されており、省エネ性能の高いバランサであると言えます。
しかしエアー式よりも電動式の方が省エネ性能が高い傾向にあり、トーヨーコーケン株式会社の「インテリジェントバラマンi2シリーズ」では、搭載されている機能をすべて電気で稼働させることにより、従来のエアー式と比べて約20%も消費エネルギーを低減させました(※2)。
これらのように、バランサの中には省エネ性能が考慮されているものも多々見られます。
遠藤工業株式会社のエアバランサーは、空気圧縮で稼働する荷役機器です。省エネ設計で開発されており、エアホイストに比べて空気消費量が約1/7・85%ダウン(※)となりました。その他、清浄化にも力を入れており、給油が不要であること、オイルミストが輩出されないことから環境に配慮したバランサです。
千代田通商株式会社からは、MHホースを採用したことにより流量が大幅にアップし、省エネ効果が高まったバランサが提供されています。公式サイトには省エネ性能の詳細について記載されていませんが、ハンドル操作方式のスプリングが採用されていること、コンパクトな設計であることから、省エネ性能を省いても使いやすそうなバランサーです。
トーヨーコーケン株式会社から提供されている「インテリジェントバラマンi2シリーズ」は、すべての稼働を電力でまかないます。エアー式と比較した場合の消費エネルギーは約20%(※)であり、ランニングコストの低減に貢献するバランサです。またクレーン機能がアップしており、無段階・上下スピード設定ができるクレーンレバーが搭載されています。スピード選択はタッチパネル式で扱いやすいはずです。
バランサの中には省エネ性能に配慮した製品も多くあります。バランサは一度購入したら長く使い続けるものであるため、ランニングコストを抑えるためにも省エネ性能の高い製品を選びたいものです。
もしバランサの選び方に迷っていたり、基礎知識を学びたいと思っていたりする方は、下記の記事を参考にしてください。バランサを選ぶために必要な知識を簡単に学べます。
袋を下ろさず開封+材料投入!
作業時間を短縮する
画像引用元:アイコクアルファ公式HP
https://aikoku-rh.jp/special/
揺れ防止機能あり
屋外で使える
画像引用元:ユニパルス公式HP
https://www.robotec.tokyo/moonlifter/moonlifter-product/
重さ不明の荷物でも
安定稼働できる
画像引用元:トーヨーコーケン公式HP
https://www.toyokoken.co.jp/products/index_balancer.php?lcategory=balancer&category=hybrid_balaman