たくさんの空き瓶が入ったプラケースの運搬には、電気式バランサがおすすめです。
連続して行うパレットへの積み付け作業が、素早く軽い力で効率よく行えます。アタッチメントはフック式の片持ち式として、プラケースの側面にセットするだけで簡単に運搬可能。瓶が入って重いプラケースをすき間なくパレットに積む作業をサポートし、作業効率が向上します。
工場や農業の現場で原料や肥料を入っているポリタルの運搬には、エア式バランサが適しています。中身が灯油など危険なものの場合には防爆仕様のエア式バランサが最適です。
食品などを扱う場合はSUS仕様やHACCP対応が必要なことがあります。クランプ式のアタッチメントで、ポリタルの上部2か所をしっかり掴んで安定した運搬が可能です。
薬品や飲料、調味料などが入ったポリ容器の運搬には、重量が変化しても対応可能な電気式バランサが多く利用されています。ポリ容器の中身が危険物や食品衛生法に対応した仕様にしなければならない場合は、エア式バランサを選択。
アタッチメントは容器の取っ手部分を引っ掛けるフック式や側面を吸着するものなど、ワークの種類や作業環境に合わせます。
フォーク式はプラケースの片側を引っ掛けて運びます。爪の角度を変更できる仕組みにすれば、様々な大きさのワークの運搬が可能です。
フック式はプラケースの片側の取っ手を引っ掛けて運搬します。プラケースを傾けずに慎重に運ぶ場合はケースの両側の取っ手に引っ掛ける運搬が有効です。
メカ式はプラタンクなどの取っ手に爪を引っ掛けて、ワークの自重で爪が開くのを防ぎ、安全に持ち上げて運搬します。
当サイト「モノかるNavi」は、業界でも珍しい「バランサだけに特化した専門WEBメディア」。
国内外のバランサメーカー26社以上を1社1社調査して紹介したり、アーム式・エア式といったバランサの種類を分かりやすく解説したり、このページのように対象物別の導入事例だけでなく業界業種別の導入事例をまとめたり、展示場へ取材に行ったりと、とにかくバランサに関するコンテンツだけを発信しています。
そんな私たち編集チームが選ぶ、使用用途や目的を踏まえたおすすめのバランサメーカーもご紹介していますので、製品の情報収集をしている方は是非お役立てください。
飲料メーカーでプラケースをパレットに積み付ける作業は、重労働で作業員の腰など体への負担が大きいものです。エア式バランサの導入により、重いプラケースを軽々と運搬でき、安定したバランス機能で安全な作業が可能となりました。
プラケースの状態に応じて片側を引っ掛けるフック式か、両側を引っ掛けるフック式のどちらかを選択。手作業のように細かい位置合わせも簡単に行え、パレットへの積み付け作業が格段に楽になりました。
事例参照元:トーヨーコーケンHP(https://www.toyokoken.co.jp/products/balancer/case/)
低床タイプのエア式バランサは、天井が低い場所での運搬に適しています。位置決めがしやすく、手作業のような感覚で広範囲の運搬が可能です。
プラケース以外に段ボールや袋物など様々な運搬ができる使い勝手の良さから多くの現場で採用されています。環境に応じて防爆やHACCP対応も可能です。同じ仕様でハイブリッド式バランサもあります。
製麺メーカーで製品を並べたプラコンを積み重ねたり、運搬したりする作業は作業員への負担が大きいものです。ワークの重量変化に強い電気式バランサを導入して、重いワークを軽々と扱える作業としました。
作業員の体への負担を減らすだけでなく、複数人で行っていた作業が1人でできるようになり省人化も実現。材料を吊り下げたまま投入・排出する作業にも活用でき、キャスター付きの台座で好きな場所に移動できるので広い範囲で活躍しています。
事例参照元:ロボテックHP(https://www.robotec.tokyo/moonlifter/moonlifter-case/)
電動バランサ「ムーンリフタ」は重いワークを小さな力で運搬でき、両手でワークを持って上げ下げできる助力装置です。細かい位置合わせも簡単に行え、ワークを傷つけず手で優しく運ぶことができます。
ワークの重量変化にも柔軟に対応。ワークに適したアタッチメントや設置方法もまとめて提案します。防塵やHACCP対応も可能です。
袋を下ろさず開封+材料投入!
作業時間を短縮する
揺れ防止機能あり
屋外で使える
重さ不明の荷物でも
安定稼働できる