バランサの選び方

作業環境に合ったバランサを提案する企業を選ぶ

バランサは作業者の負担を軽減し、安全性・作業効率を高める働きがありますが、作業環境に適していないバランサを導入すると、作業をスムーズに行えなかったり、かえって危険性が高まったりなど、様々な問題が生じる可能性があります。そのため、作業環境に合ったバランサを選ぶことがとても大切です。

しかしながら、自社に合ったバランサ選びはとても難しいもの。作業内容や作業環境について相談を重ねながら、安全機構・安全回路の組み込みを行える提案力のある企業に依頼すると良いでしょう。

そして、電話相談ではなく対面式の相談を行い、設置場所や作業現場、搬送物などを直接確認している企業だと、より詳しく改善方法を提案してくれます。

長期間の実績がある企業を選ぶ

バランサ導入に携わって数年の企業よりも何十年もこの業界を生き残ってきた企業の方が信頼に値するのが明白です。豊富な経験により培われた深い知識と確かな技術を駆使して、作業環境に合ったバランサの導入が期待できます。

また歴史が長いと、それだけユーザーニーズを捉えてきた可能性があります。顧客の声に耳を傾け、改善を重ねることでより良い設備を提案。さまざまなニーズに応えてきたからこその柔軟な思考と提案力にて、作業環境にぴったりのバランサ導入をサポート可能です。

適切なメンテナンス・アフターフォローが整っている企業を選ぶ

バランサのような生産ラインの省人化・省力化に活用される機器は、万が一故障してしまうと、生産がストップしてしまうことがあります。そして、メンテナンスやフォロー体制が整っていないと復旧に時間がかかり、大きな損害が発生してしまうかもしれません。

そのため、故障してから修理するというよりは、故障しないようにしっかりと整備するという考えを持っていた方が安心です。なので、定期点検サービスやアドバイザーによる故障時のサポート体制が整っていると故障時の不安が軽減されるでしょう。

バランサを選ぶ際には、事前にメンテナンスの頻度やアフターサービスの充実度をチェックしておくことが大切です。

導入実績・事例をチェックして選ぶ

重い物やサイズの大きな物を人の手だけで運ぶには、ケガや製品の欠損・破損のリスクの心配をしなくてはいけません。業種によっては、とても複雑なニーズも存在します。このようなリスクへの対処やニーズへの対応を考慮する場合、重要視されるのが納入実績です。納入実績が多ければ、それだけバランサメーカーと導入企業の間に良好な関係が築かれているということ。そのため、大きな信頼・安心を感じられます。

実績・事例がホームページ上で公開されていると導入前の課題と導入後の成果が記載されており、企業が抱える難しい課題・問題に誠意を以て対応し、価値ある提案にて生産をサポートしているのが分かります。顧客に選ばれ、自信を持って製品を紹介しているからこそ、多くの事例を公開できるのでしょう。また、ワークの種類や作業環境が似た事例から導入のヒントを得られるのも特徴です。

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