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その他の助力装置②「スライダーボード」

このページでは、重たい荷物を運ぶ際の助力装置として活用されている「スライダーボード」について、その特徴や導入メリットなどをまとめています。バランサとの比較検討時の参考として活用してください。

スライダーボードとは

スライダーボードとは、文字通り板状の助力装置であり、使い方としてはプラスチック樹脂材料に特殊な加工が施されたボードの上を、重たい荷物を滑らせるようにして運搬します。

スライダーボードそのものは薄くて折りたたみなどが可能な板状の製品となっており、気軽に持ち運べて使いやすいことが特徴です。

スライダーボードを導入するメリット

簡単に導入・設置できる

スライダーボードは荷物を移動させたい場所へ、特殊加工が施されたプラスチック製のボードを置き、その上に運搬したい荷物を載せて滑らせるように運ぶことがポイントです。その上、スライダーボードは容易に持ち運べるため、設置する際も別の場所へ持ち運ぶ際もスムーズに行えることは見逃せません。

また、システムとして単純な製品であり、パワーアシストスーツのような助力装置と比べて導入コストが安く済むことも魅力です。

さまざまな場所で使える

スライダーボードは、ボードを伸ばして置くためのスペースのある場所ならどこでも、利用することができます。そのため、作業場の他にもトラックの荷台や保管倉庫、場合によっては屋外でも利用できることはメリットです。

また、丸めるスライダーボードであれば長さも調節できるため、狭い場所で少しだけ重たい荷物を滑らせたいといった際にも気軽に活用できることは重要でしょう。

スライダーボードのデメリット・課題

スライダーボードによって荷物を運ぶ際は、基本的に荷物をボード上で押したり引いたり、あるいは回転させたりといった動作が基本となります。そのため、特定の場所から任意の場所へ荷物を水平移動させることができたとしても、重たい荷物を持ち上げて段差を越えたり、高い場所から荷物をゆっくりと下ろしたりといったことには不向きです。

スライダーボードよりバランサのほうが優れている点は?

スライダーボードは低コストで気軽に導入できて、ボードが対応可能な重量の範囲内であれば重たい荷物でもスムーズに水平移動させられる助力装置ですが、根本的に荷物の垂直移動や空中での保持、また引っかかりが多いなど特殊な形状を持っている製品の運搬といった作業には適していません。そのためそういった作業が必要な現場では対応力の高いバランサが適しています。

スライドボードの種類

ボードタイプ(丸タイプ)

スライダーボードの中でも丸タイプの製品は汎用性が高く、様々な導入ニーズにマッチしやすい製品です。ボード上の突起部分が丸みを帯びていることが丸タイプの特徴であり、前後左右どの方向に対しても荷物を移動させやすいことが強みです。また水平方向の回転動作にも適しています。

ただしボードを固定しなければならず、ひんぱんにボードを移動させたい場面では不向きです。

ボードタイプ(角タイプ)

突起形状がとがっており、ボード上の荷物に対して面でなく点で接していることが角タイプのスライダーボードの特徴です。広いスペースにおいて直線方向への荷物の運搬がし易くなっており、角があるため作業員が上を歩いた際の転倒リスクを抑えられます。

レールタイプ

レールタイプは一般的に、2枚以上のボードを平行に並べてレールを作り、その上に荷物を載せて運搬するスライダーボードです。幅の狭いボードを複数枚、床面に固定して使用しますが、ボード1枚当たりのサイズが細いので簡易に利用でき、コストも抑えやすくなっています。

そのため、スライダーボードの導入を検討している際などに、テストとして丸タイプや角タイプの代わりに利用しやすいことが特徴です。

ロールタイプ

ロールタイプは文字通り、ロール状に丸めて持ち運びできるスライダーボードです。使用したい場所にロール状のボードを伸ばして置くだけで利用できるため、設置や移動・再設置といった作業のストレスも軽減できます。2本のロールを並べればレールタイプとしても利用できます。

ワーク別(対象物)
おすすめバランサ3選

重量・大型ワーク
位置決め・取り付け
が必要な現場なら

【主なワーク】

自動車部品精密機械
  • ドア、パネル、シート、タイヤ、ガラス
  • バッテリー、エンジン部品
  • シリコンインゴット、ガラス基板

ウルトラバラマン
(トーヨーコーケン)

ウルトラバラマン

画像引用元:トーヨーコーケン公式HP
https://www.toyokoken.co.jp/products/balancer/hybrid/

最大荷揚重量
250kg

選ばれる理由

  • 様々な重量物を止めずに作業
    自動車部品など250kgまでの重量物に対応。オートバランス制御により、ワークの重さが変わっても切り替えボタンの操作が不要で、異なる部品を扱う混流ラインでも、作業を止めずにそのまま続けられる。
  • 繊細機器を保護する機能多数
    インターロック・タッチパネルによるエラー検知・故障診断機能を装備。半導体部品や精密機器等、損傷が許されないワークも安心して搬送できる。

公式HPで詳しい仕様を見る

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汎用・定形ワーク
積み上げ・載せ替え
が必要な現場なら

【主なワーク】

袋類段ボール
  • 米袋、肥料袋
  • 段ボール箱
  • パレット、コンテナ

カンタンハンド
(アイコクアルファ)

カンタンハンド

画像引用元:アイコクアルファ公式HP
https://aikoku-rh.jp/products/

最大荷揚重量
60kg

選ばれる理由

  • 60種超のアタッチメント
    60種類以上のアタッチメントを用意し、形状が均一なワークへの専用アタッチメントが充実。安定した把持と素早いハンドリングを実現する
  •                        
  • 身体負荷・作業負担を軽減
    ワークの重さとつり合う力を常に発生させる仕組みにより、作業者の負担を軽減。「動かす方向を決める力だけ」で操作できるため、積み上げ・移し替え作業の疲労・腰痛リスクを抑える。

公式HPで詳しい仕様を見る

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電動・軽量工具
保持・吊り下げ
が必要な現場なら

【主なワーク】

ドライバートーチ
  • 電動ドライバー、インパクトレンチ
  • 溶接トーチ、バリ取り工具
  • 検査機、測定器

バランスエース
(日東工器)

 バランスエース(日東工器)

画像引用元:日東工器公式HP
https://www.nitto-kohki.co.jp/apps/prd/search/syousai?seihincd=TB06356&lang=ja&groupcd=T&vf=

最大荷揚重量
15kg

選ばれる理由

  • 主要工具を幅広くカバー
    電動ドライバー・溶接トーチなど、現場で使われる主要軽量工具を幅広くカバー。エア配管や電源工事が不要なため、
    既存の設備レイアウトを変えずに短期間で導入できる。
  • 腰・肩への負担を抑制
    スプリングの張力で工具の重さをゼロに近づけ、必要なときにすぐ使える状態を維持。上下動の負荷が減り、繰り返し作業による腕・肩への疲労を抑え、作業品質を安定させる。

公式HPで詳しい仕様を見る

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※情報は2021年11月~2026年4月時点。