倉庫内の物を取り出す作業は「ピッキング」と呼ばれます。ここでは、デパレタイズ作業にバランサを活用するメリットについてみていきましょう。
ピッキングとは、指示書などに書かれた内容をもとに倉庫内の物品を必要な数だけ集める作業です。
すべて手作業でピッキングを行うケースもあれば、バランサのような機械を使ったピッキング作業も行われます。一例として、物流倉庫で大量の重量物を取り扱うようなケースでは、クレーンやバランサが活用されています。
バランサをピッキング作業に活用することは、倉庫作業のDX化によって効率化を叶え、人手不足に対応しやすくなります。
DX化とはAIやIoTなどのデジタル技術を活用するという意味で、機械設備にもデジタル技術を取り入れることで、業務の効率化に役立てられるでしょう。
重量のある物を扱う環境では、作業者の腰への負担や転倒事故のリスクがあります。バランサを取り入れることで、作業時の疲労や体にかかる負担を軽減し、労働者にとっての作業環境を改善できます。
バランサが請け負うピッキング作業にかかる必要がなくなるため、作業員のスキルや労力を別の業務に割り振り、さらに作業環境を整えることができます。
倉庫内におけるピッキング作業を効率化する、移動式真空バランサです。24Vのバッテリー式でどこでも使用できる利便性と、片手で重量物が運搬できる操作性が特長。フォークリフトなどと組み合わせることもできます。
吊り上げた荷物は約1,800mmの高さまで持ち上げられ、360度に回転できるジブ(アーム)を取り付ければ、広範囲での積み替え作業がスムーズに行えます。制御用のタッチパネルや運転状況を示すLEDライト、警報ブザーを搭載しています。
0.1kg~2tまでのワークを吊り上げられる電動バランサで、本体重量が8.5kgの小型軽量タイプも選べます。ロボットと組み合わせて可搬重量をアップさせれば、大型ロボットに代わる力作業が行えます。
吊り上げに不向きなワークの搬送にも適しているため、ピッキング作業に導入しやすいモデルです。
ピッキング作業は人の手による方法に加えて、バランサのような利便性の高い機器の導入が検討できます。天井に吊り下げるタイプやオールエア方式、移動やロボットとの協業が行える機能を搭載したモデルも選べます。作業環境や作業内容に合わせて、ピッキングにバランサを導入してみてはいかがでしょうか。
当サイトでは、バランサの種類や選び方のポイントを詳しく紹介しています。バランサ選びの参考にしてください。
約200種類
~2000kg
約110種類
【選定条件】
2021年11月1日にGoogleで「バランサ」「バランサー」「助力装置 バランサ」と検索した際に表示されたバランサメーカー22社の内、以下の条件に当てはまるものを選出。
アイコクアルファ:該当メーカーの中でもっとも製品数が多く、尚且つオーダーメイド対応をしている。
ロボテック:該当メーカーの中でもっとも最大荷重が重いバランサを製造している。
遠藤工業:該当メーカーの中でスプリング式、ワイヤーロープ式、ロードチェーン式を扱っており、商品数が最も豊富。