板ばねの収縮力を動力として吊り荷を支えるバランサーです。
重い荷物を軽々と操作できるので女性や高齢の方でも十分に作業できます。誤って吊り荷から手を放してしまってもばねの張力で落下せずそのままキープ。
軽量タイプは組立て製造ラインや長時間の分解・ネジ締め作業などで工具や素材を懸垂するのに適しています。中～大容量タイプになると工場内の溶接ガンなどの懸垂や重い扉やシャッターの開閉時の補助としての使用が向いています。
動力源に圧縮空気を用いたバランサーです。巻き上げ時などの動作音も静かで、重い荷物もスムーズな動きで手作業に近い繊細な作業が行えます。加工機への重い部品の着脱作業や液体プールに吊り荷を浸ける工程などの利用に適しています。
吊り荷に直接触れて動かすことができるので位置決めや接地のインチング作業が不要です。オイル不使用なのでオイルミストの排出もなく汚れが少ないのでメンテナンスの手間が省けます。過負荷のかからない構造になっており安全性に優れています。
電気とエアを併用した動力で軽やかな操作感を実現しています。2つの動力を併用した新制御方式採用したことによりこれまでのエアバランサーに比べると1/2～1/3程度の力でワークバランス時の操作が可能です。
手作業で行っている重量物の運搬や組立て工程におけるワークの位置決定や加工機などのワークの着脱・交換など重い荷物を扱う作業の負担軽減から繊細な運搬作業に適しています。
電気とエアが突然遮断されるなどの異常が発生したときはアラームが鳴って警告し、吊り荷が急降下しないよう安全機能が作動します。
電気や空気の動力を必要とせず、板ばねが縮まる力を動力としています。落下防止装置を内蔵しておりスプリングに不具合が起こっても吊り荷が落下することはありません。吊り荷の重量が変化する洗浄物などの吊り下げに適したバランサーです。
スプリング容量の増減はラチェット式で六角棒スパナを使ってウォームを回して調整します。スプリング交換はカートリッジ方式、ワイヤロープ交換はプラグ方式を採用しておりどちらも簡単に行えます。
コントローラー操作で昇降動作を行うホイスト機能とコントローラーなしで吊り荷の停止位置から約30cm以内で直に作業ができ無荷重になると元の停止位置に戻るフローティング機能がついたバランサーです。
吊り上げ容量は最大450kg。単一か重量変化の少ないハンドリングや吊り荷を優しく設置させたい作業に適しています。エアの供給が止まった場合やペンダントスイッチのホースに不具合が生じた場合でも安全機能が作動し吊り荷が落下することはありません。
動力源に電子とエアを併用したハイブリッド式のバランサーです。
滑らかな動きと自然な操作感で手作業のような繊細さをキープ。重量物を扱う作業者にかかる負担を軽減し、作業をアシストします。
グリップ部のセンサーがリアルタイムで吊り荷の重量を感知してワークの重量が変化しても操作感の安定を保持。グリップを放すとブザーが鳴って自動的にグリップ操作モードからワークモードへ移行します。空中での作業中に吊り荷の重量が変化するような作業でもシリンダ圧が自動調整を行い吊り荷の状態をキープします。
手元にあるハンドルを操作することで直感的にコントロールできるバランサです。対象物を停止させた状態から、作業員が直接に30cmほど対象物を下へ動かせるフローティング機能を搭載しており、エアの供給を停止させても対象物が落下しない安全性も確保されています。エアモーターを使用していないので作業中の騒音が発生せず、給油も必要ないのでオイル排気もありません。
操作用のコントローラーがグリップ式になっており、吊した荷物を安定させた状態のまま位置をコントロールすることが可能です。フローティング機能を搭載しているため、静止させた吊り荷をそのまま下方へ動かせるため、さらに微調整や設置が簡単になっていることも特徴です。遠藤工業のエアホイスト機と比較してエア消費量が7分の1程度に抑えられており、モーター音がうるさくなることもありません。
フローティング機能を備えているため、空中に静止させた状態で吊り荷をそのまま触って30cmほど下方へ移動させられます。また、内蔵ブレーキが停止させる際のワイヤーの滑りを防止しており、吊り荷の揺れを軽減して状態を安定させる慣性動作防止装置が採用されていることも特徴です。昇降制御モジュールで調整することで移動速度を制御できるため、万一の事故リスクをさらに減らすことができます。
最大270kgまで吊り下げ移動が可能なバランサであり、あらかじめ吊り荷の加重を設定しておくことで操作時に吊り荷のバランス動作を行うことが可能です。バランス調整はレギュレターで行い、吊り荷を交換する際は荷重に合わせてバランスを調整します。落下防止装置が搭載されており、エア供給などが停止した場合も吊り荷をゆっくりと下降させるため、作業員のケガや荷物の破損を防げます。
同時に2つの荷重を設定してバランス動作を実行できるバランサです。最大容量はBC1モデルと同様に270kgとなっており、エア供給が止まった際の落下防止装置も搭載されています。また、ペンダントスイッチのホースに不具合や破断が生じても吊り荷が落下しないため、安心して重量物を操作することが可能です。エアモーターを使用しておらず、作業中の騒音を抑えられることも特徴です。
遠藤工業のスプリングバランサを購入して、電動ドライバーの取付作業のサポートとして導入しています。工具を操作する際にワイヤーをとても軽く引き出すことができて、作業時のストレスを軽減してくれました。また、戻りのなめらかさも満足できるもので、とても使い勝手が良くて助かっています。満足度としては星5つの商品です。
私はクリーニング店を経営しており、しみ抜きガンを吊り下げるための補助装置として遠藤工業のスプリングバランサを購入しました。ガンを固定して吊り下げ状態で使用していますが、驚くほど便利になり作業が楽になりました。耐久性もある上、ガンの重量に合わせて速度を調整できる点も助かっています。当業界では定番商品です。
電動ドライバーを吊り下げて作業効率を高めるために、まず試験的にスプリングバランサを導入しました。遠藤工業のバランサは全体的に安定感があり、工具を引っ張った時に感じる反動も少なくて良いと思います。まだ本格的な使用を始めていないため様子を見ている段階であるものの、もしも問題なく機能してくれるようであれば複数台を購入予定です。
仕事で使うサイズの大きなドライヤーを吊すために使用しています。遠藤工業のスプリングバランサーは私が使っている道具にちょうど合う感じで、助かっています。ワイヤーの動きもスムーズなのでストレスはありません。難点を挙げるとすれば、もう少しワイヤーの長さが長ければなお良かったと思いますね。
始まりは金属洋食器の生産、新潟県で80年以上の歴史を持つ産業用機械・機具メーカーです。本社は新潟県燕市にあり、東京・大阪・名古屋・九州（福岡）に営業所、インドと中国にも拠点を持っています。
代表的な商品は「スプリンバランサー」、ニッチな商品ながら自社で開発・生産してきたノウハウを積み重ね今や海外の40か国に輸出するまでに成長。
バランサー以外にも給電ケーブルを巻き取るケーブルリールやゴミ処理場で使われる粉砕機など多くの自社開発の製品があります。
常設の展示場はなく国内外での展示会に頻繁に参加しています。2020年は2月に「第5回国際バイオマス展」で粉砕機などを展示。2019年10月にはドイツで開催された「MOTEK」でスプリンバランサーなどを展示、同じく11月には「2019 MEKASYS in 岡山」「第25回小松鋼機（株）プライベートショー」、12月「さわって体感して展示会in福岡」いずれもバランサーを中心に展示を行っています。
他にも東京・名古屋・福岡・新潟・北海道・大阪などで開催される展示会に積極的に参加しています。
| 所在地 | 新潟県燕市秋葉町3丁目14番7号 |
|---|---|
| 創業年 | 昭和10年（1935年） |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 認証規格 | ISO9001、ISO14001 |
| 業務内容 | ・産業用機械 ・機器の開発・製造・販売（スプリンバランサーなどの荷役機器、ケーブルリールなどの給電機器、粉砕機などの環境機械） |
約200種類
～2000kg
約110種類
【選定条件】
2021年11月1日にGoogleで「バランサ」「バランサー」「助力装置 バランサ」と検索した際に表示されたバランサメーカー22社の内、以下の条件に当てはまるものを選出。
アイコクアルファ：該当メーカーの中でもっとも製品数が多く、尚且つオーダーメイド対応をしている。
ロボテック：該当メーカーの中でもっとも最大荷重が重いバランサを製造している。
遠藤工業：該当メーカーの中でスプリング式、ワイヤーロープ式、ロードチェーン式を扱っており、商品数が最も豊富。