バランサには保証がついています。しかし保証の期間や内容はメーカーごとに違う可能性があるため、事前にしっかりと把握する必要があります。バランサにはどのような保証がついている傾向があるのか、保証内容を確認する方法とともに知っておきましょう。
バランスに対する保証内容を確認するには、メーカーの公式サイトを確認する方法が簡単です。ただしメーカーによっては記載されていないこともあるため、その場合はメーカーに問い合わせてください。
バランサについている保証は、1年間であることが多いようです。
しかし実際の保証期間・内容はメーカーにより異なるためあらかじめ確認してください。ここでは一例として、いくつかのバランサの保証内容についてご紹介します。
トーヨーコーケン株式会社ではエアー式、電動式とさまざまなバランサを提供しています。公式サイトを確認したところ、「保証期間は購入後1年間」と記載されていました。
詳細な保証内容は問い合わせが必要ですが、保証期間内に設計・製作上の故障・不具合が認められた場合には無償修理もしくは部品交換にて対応してもらえるとのことです。
ただし設計・製作上の不具合のみに限定されているため、使用しているでの事故や故意による故障の場合は保証が受けられないかもしれません。
CKDの「パワフルアームPFB2シリーズ」は、すでに販売終了となっているモデルです。しかしこのモデルの保証期間も、指定場所への納入後1年間となっていました。
保証範囲は明らかにCKDの責任だと判断できる故障が生じた場合です。代替品への交換、もしくは交換部品の無償提供かCKD工場での修理を無償で行うとの内容でした。
しかしCKDの場合であっても、適さない環境で使用されていた場合や使い方の誤りによる故障であった場合は、保証対象外とされています。
したがってトーヨーコーケン株式会社の保証内容とあわせて考え、バランサの保証は「保証期間は1年」であり、「製造元企業の過失である場合にのみ対応される」ものだと考えられます。
バランサは一度導入したら長らく使用するものです。価格も安いわけではありません。そのためバランサを導入する際には、保証の期間や内容についてあらかじめしっかりと確認しておきたいものです。
保証の期間や内容はおおよそ決まっていますが、メーカーによって詳細が異なる可能性があります。バランサを導入するなら、保証内容について把握と納得をした上で導入を決断してください。
以上のようにバランサを導入するには、ある程度の基礎知識がなければ失敗してしまうことがあります。当サイトではバランサの選び方やバランサについての基礎知識を解説していますので、掲載内容を参考にして失敗しないバランサ選びを行ってください。
約200種類
~2000kg
約110種類
【選定条件】
2021年11月1日にGoogleで「バランサ」「バランサー」「助力装置 バランサ」と検索した際に表示されたバランサメーカー22社の内、以下の条件に当てはまるものを選出。
アイコクアルファ:該当メーカーの中でもっとも製品数が多く、尚且つオーダーメイド対応をしている。
ロボテック:該当メーカーの中でもっとも最大荷重が重いバランサを製造している。
遠藤工業:該当メーカーの中でスプリング式、ワイヤーロープ式、ロードチェーン式を扱っており、商品数が最も豊富。