パレットに荷物を積みあげることは「パレタイズ」と呼ばれ、反対にパレットから荷物を下ろすことは「デパレタイズ」と呼ばれます。ここでは、デパレタイズ作業にバランサを活用するメリットについて紹介します。
デパレタイズとは、積み付け作業(パレタイズ)された荷物を下ろす作業です。
一時保管などのために積み上げられた荷物は、出荷や移動といった出番がやってきた際に山から下ろさなければなりません。その際の作業がデパレタイズと呼ばれています。
機械を使わない作業では、荷物を直接手で持ち上げてパレットから下ろさなければなりません。しかし人手を使う作業ではさまざまなリスクやデメリットが発生するため、重量物をデパレタイズする現場ではバランサを使った作業が採用されています。
デパレタイズでは、軽量な荷物ばかりではなく一定の重さのある荷物の積み下ろしも行います。
何度も繰り返し重量物を積み降ろしていると、作業スタッフの肉体疲労や精神疲労が蓄積し、体を痛めてしまうリスクも懸念されます。
パレタイズの時点で正しく積み上げなければ、デパレタイズの際に荷崩れや事故に繋がるおそれがあります。
作業中の事故はスタッフの欠員や補償の必要性が生じるため、コスト削減を考える場合は、デパレタイズを人力で行うリスクについて考えなければなりません。
従来のパレタイズ・デパレタイズ作業では、作業スタッフの人数分のコストがかかっていました。
残業の発生、スタッフの増員などでコストがかかるほか、人手不足の現場では休日出勤や夜間帯の作業が発生するケースも多いため、コスト削減が課題となっています。
デパレタイズ作業をバランサが担当することで、作業スタッフは重量物を直接積み下ろす必要がなくなり、健康被害のリスクが軽減できます。
バランサなどの機器は数十キロの重さの重量物も扱えるため、人力よりも効率的かつ労働災害のリスクを抑えながらデパレタイズ作業が可能です。
バランサは重量物を扱う現場で力を発揮します。1台のみの設置でもコスト削減に役立ちますが、多くの荷物を積み下ろす現場では複数台設置することで、さらに多くのコストダウンに貢献するでしょう。
製造現場では重量のある荷物を数多く取り扱う関係で、作業スタッフが荷物の積み付け・積み下ろしに多大な労力を必要としてきました。
バランサは力をほとんど使わずに積み下ろし作業が可能になる機械です。現場にかかる負担を減らし、業務の効率化や省力化・省人化を叶えるための方法として、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
当サイトでは、バランサを導入する際にチェックしておきたい仕様や注意点などを詳しく紹介しています。導入を検討している方は、ぜひ以下のページも参考にしてください。
約200種類
~2000kg
約110種類
【選定条件】
2021年11月1日にGoogleで「バランサ」「バランサー」「助力装置 バランサ」と検索した際に表示されたバランサメーカー22社の内、以下の条件に当てはまるものを選出。
アイコクアルファ:該当メーカーの中でもっとも製品数が多く、尚且つオーダーメイド対応をしている。
ロボテック:該当メーカーの中でもっとも最大荷重が重いバランサを製造している。
遠藤工業:該当メーカーの中でスプリング式、ワイヤーロープ式、ロードチェーン式を扱っており、商品数が最も豊富。