バランサの導入については、導入目的や取り扱うワークの重量・形状などを考慮し、運搬に適したバランサを選ぶことが大切です。製品選びには、カタログやパンフレットの閲覧だけではなく実際に営業所や展示会へ足を運ぶことが大切です。
導入前にはいくつかのポイントごとに確認し、不明点は製品を取り扱っている業者に相談するようにしましょう。
バランサは天井吊り下げ型や床上固定型など、導入する場所・目的に応じた形状やサイズが揃っています。導入前には以下のポイントをチェックして、導入に適した製品を比較しましょう。
ワークの重さや内容物、吸着の必要性などについては事前に必ずチェックを行ってください。
ワークの形状・状態に加えて、作業現場の環境や広さ、設置する場所とその周辺にある機器との距離感なども重要なチェックポイントになります。床上固定または天井固定のどちらが適しているか、移動や走行が必要かどうかといった点で、バランサのサイズや重量が異なります。
問い合わせの際に、ワークの見本写真や設置場所の図面などを求められる場合もあります。情報量が多いほどメーカーや販売業者にニーズが伝わり、バランサ選びがスムーズになりますので、現場の写真や見本写真があれば添付をするようにしてください。
メーカーによっては希望のアタッチメントやオプションを尋ねられる場合もあります。事前に製品を比較したうえで、担当者とよく相談して選びましょう。
バランサの導入については、メーカー(製造元)または販売業者に相談ができます。詳細な仕様などはメーカーに直接問い合わせを行ってください。
問い合わせ方法は、公式ホームページ内のメールフォームか、または電話で問い合わせ専用の窓口に連絡を行います。
バランサは、ワークの重量や設置環境によって最適な仕様が異なります。製品選びで迷ったときは、バランサの導入について販売業者やメーカーに問い合わせを行ってみてください。
バランサはワークの重さが0.5t(500kg)未満であれば、特別な許可を得る必要はありません。0.5t以上の場合は、クレーン等安全規則に準じて設置報告や機械の運転資格が必要になります。
当サイトでは、特定のバランサに求められる設置許可についても詳しく紹介しています。以下のページをぜひ参考にしてください。
約200種類
~2000kg
約110種類
【選定条件】
2021年11月1日にGoogleで「バランサ」「バランサー」「助力装置 バランサ」と検索した際に表示されたバランサメーカー22社の内、以下の条件に当てはまるものを選出。
アイコクアルファ:該当メーカーの中でもっとも製品数が多く、尚且つオーダーメイド対応をしている。
ロボテック:該当メーカーの中でもっとも最大荷重が重いバランサを製造している。
遠藤工業:該当メーカーの中でスプリング式、ワイヤーロープ式、ロードチェーン式を扱っており、商品数が最も豊富。