ラクラクハンドは誰でも簡単に重い荷物の移動ができるハンドクレーンです。操作方法は難しくないので誰でもすぐに操作できます。機械そのものを軽くて扱いやすいものとし、女性や高齢の方でも問題なく作業が行え、1人での作業も可能です。作業現場で困っている人を助ける道具としての役割を十分に果たします。
“人に寄り添う手クノロジー”と謳い働く人の手をサポートし、操作時の軽さと簡単さで作業の効率化、作業人数の削減などに貢献します。
クレーンの付属装置であるアタッチメントはモノを掴む働きをし、クレーンそのものの使いやすさに影響する重要なパーツです。自社にはどんなアタッチメントが合っているのか、どんなものが効率よく作業できるのかと頭を悩ませるのもパーツといえ、クレーンの活用にかかせません。
様々な業種や作業内容など、要望に応じたアタッチメントをオーダーメイドでひとつひとつ手作りし、それぞれの作業環境に適した安全機構・回路の追加も可能。より適した安全設計を実現します。
第1号機を1970年に出荷し約50年の実績、販売台数は累計3万台以上。長く使ってもらいたいという思いによりアフターサービスにも力を入れています。機械の特性を知り尽くした専任スタッフが実際に作業をして設置し、納入後の4か月後と10か月後に2回の点検を実施。使い心地や作業の状況などを再確認します。
全拠点にアドバイザー(修理担当)を配置し、問い合わせに迅速に対応できる体制を整えています。万が一の故障時にも安心を提供してくれる会社です。
圧縮空気により吊り荷を無重力の状態に保ち、繊細な位置合わせも手で行う作業感覚で思いどおりに操作できます。出荷時のパレットを積む作業や物流ラインでの荷物の積み下ろしなど、一定重量の運搬に適したハンドクレーンです。アタッチメントは用途や要望に応じてオリジナル設計で製作。
設置方法は天井固定式、地上固定式、据置台座式などから現場と作業内容に合わせて選択可能です。140種類超のラインナップから機種が選べます。
軽いタッチでレバーを上げ下げするだけで簡単に操作できるハンドクレーンです。加工場で機械への部品の乗せ下ろしなど重量があるモノの移動や運搬に適しています。
電気を原動力とし、コントロールがしやすいだけでなくレバー操作がないときは状態をキープ、落下防止の安全回路、過度な持ち上げや押しつけ防止機能など安全面も充実。アタッチメントは吸着式・フォーク式・クランプ式など要望に応えたものを設計・制作。設置方法は天井固定式、地上走行式、据置台座式などから適したものを選べます。
ハイブリッド式ラクラクハンドは、エアー動力とデジタル制御を組み合わせた製品として開発され、軽量機にはELB(Electric Load Balance)制御、中・重量機にはSLB(Smart Load Balance)制御が採用されており、作業の重量変化に迅速に対応します。
この仕組みにより、操作感が軽快でありながら高い安全性を実現しています。
さらに、オリジナル設計・製作のアタッチメントによって用途に応じて適切な操作が可能です。
ハンドグローブを着用してモノを運搬するときのアシストに適したハンドクレーンです。運ぶモノの大きさや形、重さが違っても手で行う作業と変わらない感覚で楽に作業できます。部品工場で形状の異なる部品を運搬するなど多くの種類のモノを捌くような手作業すべてを補助します。回したり傾けたりする作業も対応可。
腰への負担を軽減できるので従業員の腰痛防止にも効果的です。定格重量が30kg、旋回半径は約2.5m、上下範囲約1.5m。グローブ式のアタッチメントで据置台座式の製品です。
袋状のワークやカートンなどを吸着して搬送できる、紙袋やカートン専用のバランサです。作業員が自分の手を使っている感覚で使用することができるため、製品の位置合わせなども速やかに完了することが可能です。作業員は老若男女を問わずに使用できるため、作業の属人性を解消して、人材マネジメントの見直しや人件費の削減といった事業戦略にもつなげることができます。
定格重量は袋用もカートン用も40kgとなっており、アタッチメントで吸着タイプを調整できます。
30kgの米袋の運搬に特化するよう設計された、米紙袋のバランサです。米袋を積み上げる作業などで利用しやすく、30kgの米袋を1kgの重量に軽減してくれるので作業員への負担も軽減できます。パレットに7段積みが可能となっており、旋回半径や機械高さも作業環境について配慮して設計されています。
女性や高齢者であっても気軽に利用しやすいため、作業員の省人化・省力化や人件費削減といったニーズに合わせられるバランサといえるでしょう。
アイコクアルファでバランサを導入する場合、以下のような流れで対応してもらいます。
バランサ導入前は手動の運搬機によって200kgのドラム缶を持ち上げ、操作するという作業が常態化していましたが、細かな位置を作業員が手で微調整しなければならないなど、ケガや事故のリスクがありました。しかし、エアー式ラクラクハンドを導入したことで、ドラム缶を直接にパレットへ載せられるようになり、作業効率が大幅に向上しました。また、作業スペースを縮小できたことも導入メリットです。
作業機を刷新したことで、70kgの粉体入りホッパーを床から1.7mの高さまで持ち上げて作業しなければならなくなりました。しかし作業場所の天井はクレーンを設置できるほど高くなく、作業員の大半が女性ということで、現実的に作業を行えない状況となっていました。
エアー式ラクラクハンドの導入によって、女性が単独でもスムーズにホッパーをセットできるようになりました。
冷凍肉のカットを行うためには、作業員が人力で巨大な肉の塊を取り出して、包装用のビニールを外し、さらにラインへ載せなければならず、女性や高齢者の多い作業環境では常に事故のリスクを抱えていたそうです。
アイコクアルファのラクラクハンドCS080を導入した結果、誰でも簡単に肉を持ち上げた状態で包装材のビニールを剥がせるようになり、肉の位置を変える際も無理なく行えるようになりました。
30kg以上の冷凍肉が入ったダンボール箱を運んだり、ラインへ載せたりする作業は、従業員にとって大きな負担となっていました。また、ダンボールが変形していることもあり、バランスを崩して転倒するリスクも問題でした。
グローブ式のアタッチメントを採用したハンディーハンドを導入したところ、作業員が自分の手をそのまま使う感覚で重量物を運べるようになり、作業の幅が広がったそうです。
アイコクアルファ株式会社は1943年創業の愛知県稲沢市に本社を置く、こだわりの技術でものづくりをしているメーカーです。
工場は愛知、営業所は東京・横浜・大阪・福岡・埼玉に展開。ハンドクレーンを扱う事業部の他に3つの事業部があり世界レベルを誇る技術で自動車や航空機の部品製造、ものづくりで使うためのソフトウェアの開発・販売サポートなど幅広く産業界に貢献しています。旧工場跡地を公園として整備し憩いの場や防災として地域への貢献も行っています。
一宮工場内に常設の展示場を設けています。エアー式ラクラクハンド、電気式ラクラクハンド、ハンディーハンド、カンタンハンドなど小型から大型の機種、十数種類を展示。設置方法も据置台座式、地上走行式、天井走行式など実際に見ることができ、展示機を操作して袋やロール(巻物)、コンテナやカートンの運搬を体験できます。様々な種類のハンドクレーンを操作したうえで比べられるとお客様に好評の展示場です。
所在地 | 愛知県稲沢市祖父江町森上本郷十一、4番地1 |
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創業年 | 昭和18年(1943年) |
資本金 | 12億円 |
認証規格 | IATF16949(2016)、AS 9100D(2016)、ISO14001:2015 |
業務内容 | ・CF事業部(精密冷間鍛造)独自の技術により各種自動車部品を自動車メーカーへ供給 ・RH事業部(ラクラクハンド)自社製クレーンの開発、製造、販売 ・AP事業部(精密切削加工)切削加工技術による宇宙航空機部品や自動車部品の製造 ・MS事業部(CAD/CAMシステム)3次元CAD/CAMシステム「CATIA」の販売、運用サポートなど |
袋を下ろさず開封+材料投入!
作業時間を短縮する
揺れ防止機能あり
屋外で使える
重さ不明の荷物でも
安定稼働できる