窓ガラスや大型のガラス板など、重くて割れやすいものを扱う際、作業者の身体的負担や落下リスクに不安を感じていませんか。
ガラスは非常にデリケートでありながら重量があるため、人の手だけで運搬や位置決めを行うと危険が伴い、作業者の負担も大きくなります。このような重労働をアシストし、課題を解決するのが「バランサ(助力装置)」の存在です。
バランサを活用すれば、重いガラスでもバランス状態を保って軽々と扱うことが可能になります。これまで複数人で行っていた重作業を省人化し、安全で負担の少ない労働環境へと改善できるでしょう。
デリケートなガラスを扱う際、どのような方法で保持すべきか悩む方も多いはずです。
ガラスの運搬では、表面に傷をつけず確実に保持する必要があるため「吸着式」のアタッチメントが最適です。吸着式アタッチメントを使用することで、ガラスの組み付け作業をはじめ、検査機や研磨機などへの脱着作業を安全かつ効果的に行うことができます。
現場の環境や作業内容によって、最適なバランサは異なります。
バランサには、圧縮空気を利用するエア式や、モーター制御で細かいバランス調整を行う電動式(電気式)、さらにハイブリッド式など、動力源によって種類が分かれます。また、作業環境に合わせて、対象作業の場所に固定する「固定式」や、広範囲をカバーする「移動式」といった設置方式も選定の重要なポイントです。
ガラスを機械にセットしたり窓枠に組み付けたりする際、運搬中に角度を変える必要があるケースは少なくありません。
そのため、対象ワークを吸着した後に角度を変えられる「反転機構」などのオプションが搭載可能かどうかを確認することが不可欠です。実際の作業フローに合った機能を持つバランサを選ぶことで、作業効率は劇的に向上します。
実際の現場でバランサがどのように活用され、重労働の軽減や省人化に貢献しているのか、具体的な事例をご紹介します。
サッシ用のガラスを反転させながら搬送したり、大きく重たいガラス板を加工機へ載せる作業にバランサが導入されています。吸着アタッチメントと反転機構を組み合わせることで、複数人で行っていた作業の省人化を実現しています。
事例参照元:トーヨーコーケン株式会社(https://www.toyokoken.co.jp/products/balancer/case/)
自動車の製造ラインなどでは、約70kgにもなる車両フロントガラスの取付アシストにバランサが活躍しています。エジェクタを真空源とし、おじぎ方向(-15°~ +25°)や手振り方向(±20°)の角度調整機能を備えることで、正確な位置決めと負担軽減に貢献しています。
事例参照元:トーヨーコーケン株式会社(https://www.toyokoken.co.jp/products/balancer/case/)
【主なワーク】
画像引用元:トーヨーコーケン公式HP
https://www.toyokoken.co.jp/products/balancer/hybrid/
【主なワーク】
画像引用元:アイコクアルファ公式HP
https://aikoku-rh.jp/products/
【主なワーク】
画像引用元:日東工器公式HP
https://www.nitto-kohki.co.jp/apps/prd/search/syousai?seihincd=TB06356&lang=ja&groupcd=T&vf=
※情報は2021年11月~2026年4月時点。